野瀬歯科 大阪市東住吉区 近鉄南大阪線「針中野駅」近く 歯周疾患、むし歯予防、かみ合わせ、口腔乾燥症、口臭、嚥下障害など

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がん治療と口腔ケア・歯科治療

 

<1> 抗がん剤治療と口腔内の副作用

抗がん剤治療を受けた患者10人のうち4人に口腔内になんらかの副作用が 出ています。それは主には、口腔粘膜炎といって、頬粘膜、舌、口唇の粘膜が炎症を起こしやすい場所です。粘膜炎が強く出ると、食事や飲水ができなくなり、点滴や管を使って水や栄 養を補給することになります。 (なお、口内炎としては<3>で)

{対処方法}1.口の中をきれいにする   2.乾燥させない   3.痛み止めを使う

 

<2> 放射線治療で口腔内にでる副作用(口やのどのがんの時) 口腔粘膜炎・味覚の障害は、抗がん剤治療と同じように症状が出るが、それより 強く出るのが特徴。

{対処方法}1.口腔ケア   2.口腔乾燥での対応

放射線の影響で唾液を出す細胞がダメージを受け、唾液が少なくなる と「口が砂漠のような状態でカラカラだ」という違和感だけでなく、食べ物を洗い流す効果や殺菌効果が期待できないので、むし歯や歯肉 炎が一気に増えることがあります。対処法はドライマウス対処に準じます。

 

<3> 口腔内の細菌やウィルスが原因の口内炎・カンジダ性口内炎抗がん剤によって全身の機能、免疫力が低下し、口腔内の細菌でカビの一種であるカンジダ菌によるカンジダ性口内炎、ヘルペスウィルスによるヘルペス性口内炎な どが生じやすくなる。そのために、今まで以上の口腔ケアが必要。

 

<4> がん治療と口腔ケア・歯科治療

アメリカでは抗がん剤治療の開始2週間前には歯科的なチェックを済ませるよう 指導しており、口の周りに放射線治療を受ける場合は、主治医か歯科を受診するように指導している。しかし、日本ではがん治療により口腔内に出る副作用への ケアは、十分なされてきたとは言えないようです。 最近日本でも新しい考え方が導入され、がん治療の前に歯科を受診して、口腔の清掃処置の指導を受けたり、歯周炎やむし歯の治療を済ませたりする医師もいま す。 「口腔ケアをしっかり行うことが、がん治癒の質をより高くする」と言うがん治 療専門の医師も増えているようです。

 

<5> まとめ(結論) がん治療を支える口の健康

がん治療を開始する前に、歯科を受診してむし歯や歯周疾患のない衛生的な 環境にしておくことが大事です。がん治療中、後も同じことです。「歯の治療」とは、口腔ケアの専門的な対応も含み、ケアが中心になる場合も多いです。


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